2009年11月14日土曜日

アラスカ帰りの君!


はいさい!
昨夜、久しぶりに新宿3丁目の沖縄居酒屋「海森」へ。

店主名嘉元三治の次男雅人から『店のホームページがNEW OPEN!』のメールを受け取ったものだから「寒いし、雨だし、おでん屋でも.....」なんて思いつつも足は脳の命令を裏切りつつ海森に向かう。

なじみ客と泡盛「御酒」をちびりちびり呑っていたら、大きなリュックを背にした髭面山男が入ってきた。カウンターの僕の隣の席に腰を落とす。聞くとはなしに男の会話をきいていたら「成田からね、ここに直行。アラスカから海森まで36時間かかった」その元気のいい大声に店の皆が引きつけられた。

かいつまんで話せばこうだ。
40をすこし超したその男はアラスカで暮らしている。ガイドとカメラで食っている。もう何年になるのか、忘れてしまった。ムースやくじらが主食。いま住んでいる家を修理していてキャンピングカーに寝てる。寝袋生活。寒いときは零下40度。海森には以前来たことがあり今は友人と待ち合わせ中。

ふむふむ。興味深い話だ。僕はその男に顔だけでなく体ごと向けて質問ぜめにした。オーロラ観たことある?とど食べた?あざらし猟した?バナナで釘を打ち付けた?アラスカに暮らす人間に直接日本語で会話できるなんてめったにないこと。思いつくこと全てを尋ねた。その答えは全てYES。お前はキリストか?なんてつっこみたくなるほどみごとにイエス。

やがて待ち合わせの友人たちが一人二人.....と現れて座は盛りあがる。つれて僕の酒量も度を超し、追加の残波2本が空になったその先は憶えていない。友人のなかに妙齢の美女(古いいいまわしだね。映画寅さんのマドンナみたいだった)が登場したあたりの場面はかろうじて記憶の隅に漂っているのだが......。ああ、もったいない。その先にはもっと面白い話があっただろうに。アラスカまで追っかけて行って話の続きを聞くとしよう。

河内牧栄さんありがとう。男の隠れ家の山中さん、写真家の佐保さんはじめ多くの仲間たちありがとう。楽しい一夜でした。

......だから「海森」はやめられない。次はどんな話に出会うのだろう。

PS http://www.natureimage-alaska.com/にいけば、河内牧栄さんに合えますよ。
http://www.yama.ne.jp/kaname/home/kaishin/が海森(かいしん)です。

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